メニュー開く メニュー閉じる 相談窓口

飛田新地のお店にいる仲居さん(おばちゃん)はどういう仕事をしているの?

飛田新地のお店にいる仲居さん(おばちゃん)はどういう仕事をしているの?

大阪で新地と言われる、飛田新地や松島新地のお店では玄関に座る女の子の他にが笑顔で出迎えする一方で、「仲居さん」と呼ばれる女の子がそばに控えたりお客様へ呼びかけを行っています。。

「お兄ちゃん、いらっしゃい!」と、男性客が通り過ぎる度に微笑みを浮かべて声をかける。
その微妙なタイミングは、女の子に注目が集まるように計算されています。
彼女たちがいるからこそ、お店の売上もアップするのです。

飛田新地で働く女の子たちからは、親しみを込めて「おばちゃん」と呼ばれることがほとんどです。
時には30代の彼女たちには「お姉さん」と呼ばれることもあります。
お店のマスターやママは職種的な呼び方として、「仲居さん」というよりも「お運びさん」と呼んでいる方も多いです。
男性客の中には「やり手ババア」と呼ぶ方もいたりもしますが、”やり手”という意味から褒めているとも言えるでしょう。

今回はそんな仲居さんたち、通称「おばちゃん」についてどんなお仕事なのか解説します。

声かけ(呼び込み)

玄関に座る女の子たちは手を振ったり笑顔を振りまくことでお客様へアピールしますが、暗黙のルールとして「声を出してはいけない」とされています。

そこで登場するのが仲居さんです。
仲居さんは女の子と一緒に玄関に座り、店先を通る男性客に「お兄ちゃん!」「いい子やで♪」「今座ったとこ♪」「今日からの子やで♪」「1回見てみて~」「サービスいいで~」など女の子を見てもらうよう声をかけます

しかし、仲居さんたちにも守らなければならないルールがあります。
玄関の間口の前にいるお客様以外には声をかないように、玄関の外に出て客を呼び込むことはできないようです。

働く女の子へのサポート

飛田新地でのお仕事はかなり短い時間でのせっきゃくとなります。
特にトップ層の女の子になると、一日に20人を超えるお客様を接客することもあります。

体力的にも疲れますし、中には嫌なお客様がいたりすることもあるため精神的にも疲れます。
そういった女の子への身体・精神のケアを行います。

また、飛田新地でお仕事をするのが初めての女の子にはメイクや接客の仕方、衣装など様々なアドバイスをしたりします。

玄関のライトの調整

玄関に座る女の子の体格がそれぞれ違うので、交代の際に光がしっかり当たるように調節します。
衣装やメイクによってはライトの色を変えたりすることもあります。

売上の管理

仲居さんの仕事は玄関での活動以外にも重要な役割を果たしています。
売上の管理もその一つです。

女の子のお仕事が終わった時、お店のマスターやママが不在のなら仲居さんが一日のお給料を計算して精算します。

接客時間の管理

接客の開始はお客様がコース料金を支払ってからとなります。
支払われたお金を一度女の子が持って来て、仲居さんにお金を渡して時間を伝えます。
仲居さんはお客様の希望した時間に応じてタイマーをセットします。

終了の5分前になったら、接客する各部屋につながっているチャイムやブザーで合図をします。

飲み物やお菓子、おしぼりの準備

接客直前に女の子がお金を渡しに来る際に一緒に飲み物などのオーダーを伝えます。
そのオーダーに応じて飲み物やおしぼりをお盆用意して女の子に持って行かせます。

まとめ

仲居さんは他にも電話対応や部屋・玄関などの掃除、水まきなど幅広い業務を担当しています。
女の子やお店の運営そのものを助ける、「縁の下の力持ち」という様な存在としてのお仕事となります。

小町ネットコラム一覧へ

ページトップへページトップへ