飛田新地は男性でも働ける??|仲居さんになる方法
飛田新地は男性でも働ける?
飛田新地や松島新地、信太山新地のようなエリアでは、男性向けの求人は少ないのが現状です。
しかし、松島新地に限っては、仲居さんが必ずしも女性でなければならないという決まりがなく、実は男性でも仲居として働くことが可能です(現在は男性仲居がいない状況ですが…)。
現実的に男性が働けるポジションとしては、女の子を自宅まで送るドライバーの仕事か、オーナーとして店舗を運営する立場になることが一般的です。
ドライバーの仕事について
ドライバーの給与はお店によって異なりますが、一般的には3~4時間の勤務で5,000円から10,000円が相場です。比較的短時間での勤務なので、副業として検討するのにも良い選択肢かもしれません。
料亭オーナーになれる?
新地のオーナー職は、男女を問わず就けるポジションですが、外部から新しく参入するのは非常に難しい状況です。現在、オーナー業務を行っているのは、その地域に深い縁のある身内の方や、オーナーと親しい間柄の方が多く、新たにオーナーになるというよりは、雇われ店長のような形で業務を行っているのが現実です。
松島新地や信太山新地は参入の枠がある様です。
料亭業は、広告費をかけなくてもお客様が来るというメリットがある一方で、働く女性がいなければ全く収益が上がらないという特性があります。
そのため、どれだけ多くの女性を集められるかが、経営を安定させるための重要なポイントになります。
実際にオーナーとしての許可が下りると、経営には組合費や家賃(場合によっては物件の購入費)など、いくつかの固定費用がかかります。
費用の目安
- 組合費:新地によって異なるものの、月数万円が必要です。
- 家賃:立地や物件により異なりますが、20万~70万円程度が一般的です。
成功するには、稼いでくれる女の子が少なくとも2人いれば収支が安定しやすくなりますが、もし女性が集まらないと、維持費だけで大きな赤字になるリスクもあります。
仲居さんになるには?
飛田新地、松島新地、信太山新地などでは、女の子をサポートする「仲居さん」が活躍しており、基本的に女性がこの役割を担っています。
男性が務められない決まりはないものの、現在のところ男性仲居は存在していません。
以前は、仲居になるには最低5年以上の女の子としての経験が必要とされていましたが、最近は人手不足により、料亭や風俗業の経験がない女性でも仲居として働けるようになっています。
給与体系は、勤務時間中に女の子が稼いだ売上の10%が一般的な形態で、固定給を採用する店舗も一部にあります。
収入の目安
- 例えば、その日の売上が50万円であれば、仲居さんの収入は5万円となります。
- 繁忙期である年末年始やゴールデンウィークには、このような高収入が狙える店舗もありますが、通常時は1万~3万円程度の収入が一般的です。
また、引退後にそのまま仲居として働く方も多く、女の子としての経験が活かされるポジションでもあります。